UMALIKA MINI LIVE TOUR

*UMALIKA(ウマリカ)とは、フィリピンの山岳民族の言葉で「Welcome」「ようこそ」という意味です。

出演:ユニット「UMALIKA」 [アーネル・バナサン&TUGUNO + KURI(Katsu & Miho)]

企画趣旨
 山梨県在住の民族系音楽ユニット「KURI」(Katsu & Miho)と、フィリピン北部の山岳小数民族のミュージシャン、アーネル・バナサンは、5年ほど前にほんの偶然からお互いの音楽を聞く機会に恵まれて心ひかれ、日本、あるいはフィリピンで、1年に1回のペースでともに演奏する場をもってきました。先進国の日本で生まれ育ち、物質的な豊かさを手に入れた反面、精神的な豊かさからどんどん遠ざかっている現状を感じているKURI。いまだ電気や道路のない山岳部で原始的ともいえる暮しをおくる山岳小数民族出身のアーネルとその仲間たち。まったく違う環境でそれぞれ生きてきて、違う価値観を育んできたはずなのに、音を奏で始めたとたんに、距離は縮まり、国境は消え、言葉は無用となり、民族の壁は崩れ、お互いは原始の「人間」に立ち戻り、「地球」は共通の「大地」となりました。
音楽は、憎しみや悲しみで硬直してしまった「こころ」を溶かす「特効薬」です。いっしょに音を出してハーモニーを探しているとき、素晴らしい音楽に耳をかたむけているとき、軽快なリズムに身を任せているとき、こころはとても幸福で平和なはずです。国境や民族・人種や宗教の違いなど、音楽はいとも簡単に乗り越えてしまうのです。
 今回は、5年間に渡って育んできたKURIとアーネルたちの交流の成果として、コラボーレーション・ユニット「UMALIKA(ウマリカ)」を結成し、甲信地方の3ヶ所で、ミニ・ライブツアーを行うことになりました。ウマリカとは、フィリピンの山岳民族の言葉で「Welcome」「ようこそ」という意味です。 山岳民族の人々は、人だけでなく自然のあらゆるものに対して「ウマリカ」と言って、感謝と歓迎の気持を表します。また、「ウマリカ」はKURIとアーネルたちが初めて一緒に作った曲のタイトルでもあります。ユニット「UMALIKA」の音楽を通して、世界(地球)とそこに暮らす人々のことを思いやる、やさしい、あたたかい気持が芽生え、わずかな歩みであっても「平和」な世界への道のりとなることを願っています。
 
 
スケジュール
●11月7日(日)2:00pm フィリピン・カリンガ族の竹楽器演奏ワークショップ/UMALIKAライブ
会場: 山梨県塩山市・夢宇結[YU_KI]
●11月12日(金)  ?pm UMALIKA ライブ
会場: 長野県池田町・ロータス・カフェ
●11月13日(土)1:00pm フィリピン・カリンガ族の竹楽器演奏ワークショップ/UMALIKAライブ/米作り写真展/図書の展示(フィリピン、米、平和)/ティー&トークタイム「音楽と米を通して」
会場: 山梨県須玉町江草 旧江草小学校の廃校校舎

主催
UMALIKA ライブ・ツアー実行委員会/コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(フィリピン)

問合せ先
「KURI」 水町克
〒4080103 須玉町江草888 ?0551-42-3765
E-mail: kurikoubou@hotmail.com

「エデュケイション・ラボラトリー」 田崎哲夫
〒4080103 須玉町江草7838 ?0551-42-4339
E-mail: e-lab@cameo.plala.or.jp


出演者プロフィール

アーネル・バナサン&TUGUNO(トゥグノ)
「トゥグノ」は、フィリピン・ルソン島北部・コーディリエラ(山岳地方)のカリンガ族出身の3人のアーティストによる民族音楽ユニット。カリンガ族のあらゆる伝統的行事に欠かせない楽器・銅鑼をはじめ、各種の竹製民族楽器、チャンティング(朗唱)、民族伝統のダンスなどを織り込んだパフォーマンスを行う。リーダーのアーネル作詞作曲による楽曲もレパートリーの中心をなし、伝統音楽をアレンジしたオリジナリティの強いステージを展開する。Tugno(トゥグノ)とは、カリンガ語で、竹筒で作った水や種を入れるコンテナーのこと。さまざまな民族、国籍を超えて、平和をもたらすコンテナーでありたいという思いから命名された。
● アーネル・バナサン Arnel Banasan
1969年カリンガ州パシル出身。大学時代に山岳小数民族の民族音楽グループを結成。その後、コーディリエラ各地の伝統音楽の要素を取り入れた、タガログ語やカリンガ語のオリジナル曲の作詞・作曲を始め、1992年、エスニック・バンド「SALIW(サリュー)」を結成。フィリピン国内のライブハウスや音楽フェスティバルでの演奏活動のほか、民族楽器のワークショップなどを行ってきた。1999年以来、毎年来日し,日本でも演奏活動、ワークショップといった、コーディリエラ地方の民族音楽を紹介する活動を地道に続けている。1999年、ソロ・アルバム「Goomvu」(グーンブー)制作、2004年ニュー・アルバム「Lin−Awa」(リンアワ)を完成と同時に、新ユニット「トゥグノ」結成。
● アレックス・トゥマパング Alex Tumapang
1972年カリンガ州タヌダン生まれ。名の知れたのチャンター(朗唱の歌い手)であり、ストーリー・テラーである母をもつ。学生時代より、民族音楽の演奏家としての才を見出され、さまざまな民族音楽関係のイベントやフェスティバルに招待され、演奏の機会を得てきた。近年は「コーディリエラ音楽指導&研究センター」(CMTRC)の一員として、コーディリエラの民族楽器のワークショップを指導。2003年11月国際フォークソング&アート・フェスティバル(中国)招待、2004年5月、1904年の米国で行われた万博に招待された山岳民族をテーマとした演劇「Nikimalika」出演。ほか、国内の数多くの民族音楽イベントに出演。クリヴィットと鼻笛、及び銅鑼(ガンサ)の演奏は、オムニバス・アルバム「Gangeh di Cordillera(コーディリエラの遺産)」に収録されている。
● アイリーン・バウワー Irene Bawer
1976年、カリンガ州ルブアガン生まれ。カリンガ伝統音楽のパフォーマー、また指導者として有名な父親の元に生まれる。1994年、父親が芸術コンサルタントを担当し、欧州公演を行った「Panata Sa Lupa」の伝統音楽と舞踊のステージに参加。以後、国内で数多くの民族舞踊コンテストに参加し、ことごとく優勝をさらってきた。2000年、国際交流プログラムに招待されスイスで家族とともに公演。2004年、「Tongatong Dance Troop」結成し,アパヤオ州にて民族音楽とダンスの公演を自ら演出。
 
 
KURI(Katsu & Miho)
自然や旅からのインスピレーションを受け、アイルランドの笛やギリシャの弦楽器など民族楽器の音色を自由に取り入れた音楽制作や演奏活動を行っている2人組。どこか懐かしいさわやかなサウンドやライブでのトークを交えた楽しいステージは、幅広い人々の好評を得ている。1997年より国内をはじめヨーロッパ各地、フィリピンなどで、演奏活動を行っている。またティンホイッスルや口琴のワークショップ(奏法指導)も行っている。
1998年「風の舞」、2002年「遠い記憶」の2枚のオリジナルアルバムを制作。2002年、オムニバスCD「しおのみち」に参加。国内外のミュージシャンとの交流も積極的に行っている。